大変な仕事のイメージが強い業界として、よく取り上げられるのが建設業界です。
特に建設ラッシュが続くと、寝る間も惜しんで働くことが続きます。

建設業界では締め切りは守ることが重要になるため、頑張って締め切りを守るように業者との打ち合わせをすることが少なくありません。
そこでの話し合いはタフな交渉になることが多く、そのためプロジェクトを楽に進めることがなかなかできません。
また問題が起きる可能性は高いので、問題が起きる度に対応する必要があるでしょう。
色々大変な面はありますが、労務管理はきっちりしていることが特徴です。激務ですが仕事をちゃんとすると見返りがあるのが建設業界といえるでしょう。

そして次に大変な業界を上げるとすれば、運送業界の仕事です。
遅れることが許されない業界ですし、確実に荷物を届けることが最低条件であるため、常に時間に追われながらシビアな仕事をこなす必要があります。
柔軟な思考力とタフな精神力と体力が求められるため、就きたいと思っている方はしっかりと適正を見極めた方がいいでしょう。

また、近年のネット社会の急激な成長・浸透に伴い、多忙を極めているのがIT業界です。
IT業界では不眠不休で仕事をすることもありますし、寝れない期間が長く続くことが少なくありません。
プロジェクトの締め切りがいつも付きまとうため、プレッシャーが大きいのも特徴です。

もちろん、IT業界は大変なだけではありません。
それに合うだけの報酬をもらえる可能性が高いですし、暇なときには時間をもて余すこともあります。
忙しいときは忙しいですし、暇なときは暇だというのがIT業界です。
中でも特にプログラマーは人材需要が高まっており、残業が当たり前になるほど仕事に追い込まれる人が多い傾向にあります。

こうした大変な仕事に就いていると、周りの人たちも同じように多忙であるため、つい「当たり前」と思ってしまいがちです。自分がきついと感じているのを無視したまま頑張り続けると、ストレスが蓄積して病気になってしまうこともありえます。
そうならないためにも、プログラマーをはじめとするハードワーカーな人たちは、多忙な仕事の現状と対策を把握して、自分の首を締めない働き方を編み出すことが重要です。